ゴールデンウィーク終わりましたね。皆様楽しめましたか?後半は小倉北区の整骨院の周辺も暑い日が続きました。そろそろ熱中症に注意が必要かもしれませんね。本格的な夏が始まる前に、一足先に熱中症にならない為に気をつける事を書いときます。
まず、水分を十分に摂取すること。運動を行うと発汗が促進され、体の水分量が減少していきます。水分は体重の60%~70%程度と言われています。この水分量が低下すると体に下記の様な色々な変調をきたします。
水分量2%低下・・・のどの強い渇き、食欲不振など
水分量3%低下・・・血液濃縮
水分量6%低下・・・頭痛、体温上昇など
水分量8%低下・・・呼吸困難、めまいなど
水分量10%低下・・・失神、精神錯乱など
水分量20%低下・・・生存可能限界
ゆえに、しっかり水分を摂って体の水分量を保つ必要があるのです。特に老人の方は、もともとの水分量が少ない(体重の45%~55%)ので注意が必要です。
次に塩分の摂取です。塩分は汗と一緒に体外へ出て行ってしまいます。塩分はナトリウム(Na)などで構成されます。Naは体を動かすのに重要な電解質であるため、体は血液中の塩分濃度を一定(0.9%)に保とうとします。ですから、運動をしていて汗をかいた場合、水分だけを摂取しても塩分が足りていないときは、尿として排出してしまいます。そのため、水分を体内にとどめることが出来なくKなってしまいます。特に、運動をしたときは水分と一緒にたくさんのNaも失われ、体に変調をきたします。
ゆえに、水分と一緒に塩分を摂ることを忘れてはいけません。しかし、過剰に塩分を摂取すると血圧が上がりすぎてしまうので注意が必要です。
夏場は室内でもこまめに水分・塩分を摂取し、十分な休憩をとりながら運動を行ってください。くれぐれも無理しない事が大切です。