睡眠について~その2

第三回目のテーマは前回に引き続き「睡眠」です。

今回は睡眠が何故必要なのかを改めて取り上げようと思います。

睡眠は心身のメンテナンスと休息のために修復や記憶の整理をしています。眠っている間に成長ホルモンを分泌することによって疲れが取れ、傷んだ部分を修復します。

一方、睡眠時間が不足すると、疲れが残ったり、集中力の低下に繋がります。また、就寝前に食べ過ぎ飲み過ぎは、消化・吸収及び分解のために余分な労力を使うので、十分に休養がとれません。

睡眠不足は、長時間続くと解消できなくなり、やがて心身の不調に繋がります。

では、良い睡眠をもたらすにはどのように取り組めばいいでしょうか?

・まず、就寝3時間前には夕食を済ませる。

何故なら、食事後すぐに寝てしまうと、体は消化活動を優先するため、内臓が休息する時間が短くなってしますからです。

同じ睡眠時間でも、眠りが浅くなったり、疲れがとれにくい状態に陥ります。帰宅から就寝までの時間が短いと思う時は、極力、消化の良い物を食べるように心がけましょう。

・温かい飲み物で眠気を促す。

(白湯・生姜湯・カモミールティー)

・白湯

胃腸に負担をかけすに、体を温めることができます。

・生姜湯

体を温める効果のあるショウガで体の末端まで温めて睡眠の質を上げます。

・カモミールティー

ヨーロッパで古くから不眠症対策に使われていたとされ、心身をリラックスしてくれる香りが特徴です。

睡眠時に口呼吸になりやすいのを防ぎます。交感神経から副交感神経優位への切り替えに効果があります。

・就寝前のストレッチ

寝る前のストレッチは、心身の緊張をほぐし、寝つきが良くなる。

筋肉を緩めることで血流が良くなるといった身体的な効果に加え、リラックスを促し自然な眠気に繋がります。

他にも、ぬるめの入浴、ヒーリング、ミュージックを聴く、室温調整による快適な環境、枕選びと細部にも気を使わないといけないと思われますが、最も重要なのは、自分に合った睡眠環境を作っていくことではないでしょうか?