こんにちは、スタッフの吉澤です。
今回、第七回のテーマは「クーラー病」を取り上げたいと思います。
「クーラー病」とは、夏場の冷房により、体温が急激に下がることで起こる症状です。
その結果、自律神経のバランスが崩れてしまい、「冷え」に対する抵抗力が弱くなるのです。
「クーラー病」により派生する症状は次のようなものが挙げられます。
・体の冷え
・足のむくみ
・疲労感
・肩こり
・頭痛
・神経痛
・腰痛
・食欲不振
・便秘
・下痢
・頻尿
・不眠
・鼻炎
・月経不順
etc・・・を引き起こします。
では、「クーラー病」を予防するための対策をいくつか取り上げようと思います。
①エアコンとの付き合い方
エアコンの標準的な設定温度は、25℃~28℃というのが理想です。
ただ、体感温度は、人によって違うので、「寒い」と感じなければ問題ありません。
それでも、エアコンの風というのは、直接当たると寒さに対して鈍感になってしまうので、時々はスイッチを切って外気を取り入れてあげることを心がけましょう。
②服装
エアコンの冷えから守るのに不可欠なアイテムは、腹巻が効果的です。
特に、胃腸の弱い方には、身に付ける事で、全身の温度を上げてくれるので、腰痛の予防にもなります。最近の女性達は、薄手の腹巻、カーディガン、スカーフを身にまとってる光景を目にします。それだけ、寒さに対して過敏になっているのかもしれませんね。
③食事
クーラー病による冷えを予防するには、「体の芯を冷やさない」ことです。
夏には冷やし中華やソーメンなどの冷たいものを食べたくなります。
ところが、ほとんどの場所においてエアコンが効いているので、冷たいものを食べると体の内外を冷やす結果になります。
エアコンの効いている場所であれば、唐辛子、コショウ、ニンニクなどを使ったものを食べるとよいでしょう。
④運動や入浴
冷えを最も感じやすいのは足先です。
エアコンの冷気が床近くに溜まることと、足先は心臓から遠いため血液の流れが悪くなりやすいからです。
仕事中でも1時間に1回は、少し歩いたり、軽い屈伸運動をして、足先の血液の流れを改善しましょう。
入浴も、クーラー病の予防には効果があります。
夏はつい、シャワーだけで済まそうとする方々が大半でしょうが、出来るだけ湯舟いつかり足を温めることが大切です。お湯の中で、ふくらはぎを軽くマッサージすると、効果が一層高まります。
⑤ストレスを溜めない
ストレスが溜まると自律神経の働きが低下してクーラー病を起こしやすくなります。
ストレスを溜めないのは、大切なことですが、④で紹介した運動や入浴にはリフレッシュ効果があるので、ストレス解消に向いています。
後は、睡眠を出来るだけ多くとってください。