ロコモティブシンドローム・・その1

こんにちは、スタッフの吉澤です。

 

今回、第八回のテーマは、「ロコモティブシンドローム」と取り上げたいと思います。

 

「ロコモティブシンドローム」とは、骨、関節、筋肉などの運動器の働きが衰えて、日常生活の自立度が低下することで、障害をもたらしてしますことです。

因って、要介護及びそれになるリスクの状態が高くなります。

 

運動器は、それぞれが連携して働いており、そのうちの一つが悪くても身体をうまく動かすことはできません。

また、複数の運動器が同時に障害を引き起こすこともあります。

 

では、その原因は何か?

・加齢による筋力やバランスの低下

・骨や関節、筋肉の病気

・症状の進行

などが挙げられます。

 

加齢による筋力やバランスは、自然と低下していきます。これをサルコペニアと言います。

 

特に、下半身を中心とした大きな筋肉の筋力が低下すると、動作が辛くなります。これが運動不足を引き起こす要因の一つとして挙げられます。

その上、バランス能力や神経伝達の反応や感度も低下していきます。