ロコモティブシンドローム~その2

・骨や関節、筋肉の病気

①骨粗鬆症

骨粗鬆症は骨密度が低下する病気で、骨が脆くなり、軽く転んだだけで骨折するリスクが高くなります。

また、骨折した場合でも治療するまでに時間がかかります。

特に、女性は元々骨が弱い上に閉経後に骨を守る女性ホルモンが減るためかかりやすい病気です。

②変形性股関節症

加齢や体の歪みによって関節の軟骨がすり減ってしまい、特に股関節や膝関節に痛みを生じます。

立ったり歩いたりするだけで痛みが出てくるので、不活発になりがちです。

③変形性脊椎症

背骨の変形や背骨と背骨の間が狭まり、その間にある椎間板が固くなって椎間板ヘルニアなどにより神経が圧迫されやすくなります。

また、背中を貫いている脊柱の中には神経が通る管がありますが、様々な原因でその管が狭くなり、神経を圧迫してしまいます。これを脊柱管狭窄症と言います。